金鉱石が小判になるまで
◆
勝場と選鉱
◆
勝場とは、鉱石を粉砕し、
それを石磨(イシウス)で泥粉状になるまで挽き、
比重の違いを利用して、
選鉱作業をする場である。
@金場(カナバ)における石叩き窪んだ石の上に鉱石を乗せ重い鉄槌(テッツイ)で叩く。
目の細かい篩(フルイ)に通るまで砕く。
A磨挽場で挽く金場でふるい分けられた荒い粒子は磨挽場にまわされ、
石磨の重さによって泥粉状に挽く。
石磨には2〜3人でないと動かないものである。
次へ
TOP