柴田収蔵(しばた・しゅうぞう)
(1820〜1859)


地理学者。
文政3年小木地区宿根木生まれ。
天保10年(1839)19歳で江戸に出て蘭学を学びましたが、
ペリー来航の1年前に貧窮の中でマテオ・リッチの卵型万国図を改定した
世界地図「新訂坤興略全図」を出版。
その中にはパリやロンドンと並んでシュクネギも載っています。
こうした努力が認められ、安政2年(1855)、幕府蕃所調所絵図役となりますが、
3年後に40歳で亡くなりました。
宿根木の称光寺に墓、佐渡博物館に世界図、小木の海運資料館に資料があります。
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