50.佐渡の遺跡
○国分寺跡○長者ヶ平遺跡○新穂玉作遺跡○小泊須恵器窯跡


【国分寺跡】天平宝字8年(764)に落成したと考えられる佐渡国分寺は、北陸地方では珍しい瓦葺き屋根の佐渡最古の寺院だったが、享禄2年(1529)の火災で消失。塔・金堂・回廊・講堂・南大門などの礎石に、壮大な伽藍の様子をしのぶしかない。
【長者ヶ平遺跡】縄文前期〜中期の土器が多く出土し、「火焔式土器」もある。
【新穂玉作遺跡】昭和13年(1938)に新穂の計良由松が、国仲平野の水田地帯で弥生土器・赤玉石・碧玉製の菅球などを発見。これからの遺跡が赤玉石(鉄石英)と青玉石(碧玉)を用いて細形管玉を制作する玉作遺跡であることを明らかにした。
【小泊須恵器窯跡】大正初年に発見された数多くの窯跡で、その規模は北陸最大とも言われている。カメ畑2号窯跡は県指定記念物(史跡)。
[交通]
●国分寺跡:両津港より車で約30分。
●長者ヶ平遺跡:小木港より車で約20分。
●新穂玉作遺跡:両津港より車で約15分。
●小泊須恵器窯跡:小木港より車で約20分。

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