ミズバショウ



真白き水走らせて
水芭蕉
サトイモ科
ミズバショウ属
花期 4〜5月

佐渡のミズバショウ郡生地のひとつ杉池は小佐渡山中の海抜450m地にある。
ひょうたん形のひょうたん池と元池の2つあわせて杉池と呼ぶ。
池を囲むミズナラ・コナラの巨木林。
自然の保たれた林は県の天然記念物。
ミズバショウは水地に生え、
葉が大きくてバショウの葉のようだからである。
学名はリシキトン(分離した衣の意味で、白い衣の苞葉がまん中に立つ肉穂花序から離れている意味)
・カムチャンケンス(カムチャカ産)で高地・北国の植物を表す。
日本のミズバショウの花はほのかな香りがする。
北アメリカ原産の苞葉が黄色のアメリカミズバショウは、
吐き気をもよほす悪臭があり、
イエロー・スカンク・キャベジンといっている。
ミズバショウが咲き終えると、
杉池のユキツバキが満開となる。
佐渡一のミズバショウ群生地は小佐渡椎泊の奥地の「堂ヶ平」。
沢沿いに幅5m、長さ300mの群生地。

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